PS4:Ark Survival Evolved
アイランド(Island)メイ・インの記録 座標・内容まとめ

アイランド(Island)メイ・インの記録 座標・内容まとめ

メイ・インの記録#01

座標 25.0:18.8
ここはどこ? どうやってここへ?この異国の海岸で目を覚まして以来、何度も自分にそう問いかけている。だけどもうやめにしよう。
時間の無駄だ。答えがあったとしても、何の役にも立たない。今問うべきことは
「どうやって生きていく」かだ。その答えは常に、そして状況に応じて無数に存在する。
そして答えがあると知るだけで、不安や恐れを感じても、平静を保っていられる。

ほんの数日前、もう何も怖れることはないと私は思っていた。黄巾の乱とともに
恐怖心など消滅したと思っていたのだ、しかしここであの巨大なトカゲに見つめられると、
恐怖以外の何物でもない感情が私の中に芽生える。
ARK_メイ・インの記録#01

メイ・インの記録#02

座標 15.1:20.7
粗末ではあるが、衣服や装備品で身を固めることができた。ここに来て作った石槍は頼りなく、
私の村の武器職人が見れば鼻で笑われるだろうが、これで何とかやっていくしかない。
沿岸をのろのろさまよう太った鳥達なら、この程度の武器でも問題ない。しかしあのような生物が、
ここでなぜ絶滅せず生き残っているのだろうか。
とにかく、彼らがいれば肉が不足することはない。自然の恵みに感謝しよう。弓矢はもっと危険な生物のためにとってある。例えば、扇のような耳と塩酸のような唾液を持つ
あのトカゲだ。しかし危険なのは野生動物だけではない。
昨日砂の上に私のものではない足跡を見つけた。私以外にも人間がいるということか。
ARK_メイ・インの記録#02

メイ・インの記録#03

座標 15.7:52.5
故郷を反乱から守ったあの数ヶ月間は、それ以前の長い年月をかけて学んだことよりも
さらに多くの教訓を教えてくれた。その中の1つが「戦いにおいて男は女を常に甘く見る。
そして人間はどんな動物よりも残虐になりうる」だが、今日この教訓の正しさを再確認した。私が発見した足跡は、1人ではなく3人分のものだった。私を見つけると、彼らの目の色が変わった。
まるで羊を前にした狼のようだった。しかし私は羊ではない。私は狼だ。そして奴らはただの野良犬だ。
私の警告を無視した2人は、矢の餌食になった。最後の1人は槍で仕留めた。
彼らの死体を野ざらしにしたまま、私はその場を去った。

ここから移動したほうがよさそうだ。砂浜は開けているため守りには適さない。
生き残るために、勇気を出して森に入ろう。
ARK_メイ・インの記録#03

メイ・インの記録#04

座標 19.8:30.0
今日私は偉大なる勝利を手にした日が暮れる頃、切り立った崖の上にある小さな村にたどり着いた。残念なことにその村は、
巨大なトカゲを乗り回し、火を放つ杖を操る1人の男から攻撃を受けていた。身の安全を考えるなら、
私は退却すべきだった。しかし無残に横たわる死体を見て、何もしない訳にはいかなかった。
虐殺行為を許してはおけない。

不意打ちとは戦士にとって最も強力な武器、私は迷わずに使った。最初の矢がトカゲの喉を貫いた。
振り落とされた男の背中に、私は矢の雨を浴びせ続けた。誰に倒されたのかすら知ることなく、男は息絶えた。

しかしトカゲは生かしておくべきだったと、今になって後悔している。
乗り物にちょうどよかっただろう…
ARK_メイ・インの記録#04

メイ・インの記録#05

座標 26.6:16.3
生き残った村人達の許しを得て、私は襲撃者の武器と装備品をありがたく頂戴した。
さらに彼らは一晩の宿を提供してくれた。驚くべきことに、私は彼らの言葉が理解できた。
口の動きは奇妙だったが、それは私の祖国の言葉だった、少なくとも、私の耳にはそう聞こえた。
彼ら曰く、私の手首に埋め込まれている金属の機器がその原因らしい。なぜそんなことが起こりうるのかは
全く分からないが、村人達が嘘をつく理由もない。その夜、私は反乱の夢を見た。しかし今回夢の中で、関羽になっていた。私はたった1回の
勇猛果敢な攻撃で、村の包囲を解いた。しかし目覚めると、私はやはりメイ・インだった。
そして村人達は姿を消していた。赤の他人とはいえ、彼らが失ったものを思うと、心が沈んだ。

私は独りで進まなければならない…
ARK_メイ・インの記録#05

メイ・インの記録#06

座標 16.8:29.0
村人達の話を聞いていると、獣を大人しくさせる方法は簡単に思えた。しかし危うく命を落とすところだった。
私の獲物は、あの襲撃者が乗っていた2本足のトカゲと同じ種類で、村人達が「ユタラプトル」と
呼ぶ生き物だ。思った以上に生命力が強く、何とか毒矢で気絶させたが、その前に私の腕目掛けて
最後の突進を仕掛けてきた。腕をもぎとられなかったのは幸いだった。私は警戒心を保ったまま、眠っている獣のかたわらにくず肉を置いてやった。ようやく目を覚ましたときも、
武器の狙いは外せなかった。そして大人しくなったことを確認して、初めてその姿をまともに観察できた。
全身は真っ黒だったが、すねと足だけは白く、私はすぐさま「ウーズイ」という名前をつけた。
運命など信じていないが、なぜかこの生き物が私を故郷に帰してくれるような気がした。
ARK_メイ・インの記録#06

メイ・インの記録#07

座標 21.3:29.9
ユタラプトルたちはかなり成長した。ウーズイに従うべきことを理解しているし、ウーズイは私の話に聞く耳を
持ってくれる。騎手のいない獣は対陣を組むことはできないが、少なくともお互いから離れることはない。
平地での狩りの間に、彼らは私の合図で攻撃をすることと退くことを学んだ。ウーズイとその5兄弟が協力すれば、ちょっとした騎馬隊になる。そして私は指揮官になろう。
残念なことに、私には彼らしかいない。私はモノ作りもできないし、何も持っていない。

ただの島には色々な人が暮らしている。モノ作りに秀でてはいるが戦えない者もいる。
そのようなものと協力すればいいかもしれない。
ARK_メイ・インの記録#07

メイ・インの記録#08

座標 32.4:16.1
防衛は上手くいった。多くのトライブがそうであるように、レッドホークスも粗野な力のみが頼りだった。
獣や銃と共に突っ込むことしか考えておらず、守備は二の次だった。急襲される可能性など
微塵も頭にはなく、側面は全くもって疎かだ。私たちが手にした勝利は非の打ちどころがなかった。約束の武器や物資を贈ってくれただけでなく、
それらを運ぶための生物も与えてくれた。戦いの度に、私は成長し地位を手にする。全ては獣たちのおかげだ。
その事実も気にならない。私が大切に想う人々が安全に家に帰ることができればそれでいい。
私が戻るまではウーズイがいれば安心だろう。
ARK_メイ・インの記録#08

メイ・インの記録#09

座標 47.2:81.5 狡猾の洞窟
この護衛任務が危険であることは告げられていたが、まさか軍隊を相手にするとは予想していなかった。だが幸いにも、私は縦隊の先頭にいた為、先に敵を発見できた。
コンボイに進路を変更するように合図を送った後、注意を引くために脇から奇襲し、
すぐに別の方向に逃げた。それでも犠牲は出た。ウーズイの兄弟たちの多くが負傷し、死んだ者もいる。
これまでの敵は攻撃を加えるとバラバラになったが、今日の相手は全然違った。

護衛隊のリーダーにはとても感謝された。どうやらニューレギオンと接触して、
生き残れたことが珍しいみたいだ。奴らには今後も注意が必要だ。
ARK_メイ・インの記録#09

メイ・インの記録#10

座標 27.2:43.9
私は今や傭兵なのか? 他の者から実際にそう呼ばれて、初めて意識した。
だが「傭兵」という呼び名は好きではない。私は富のためではなく、
生きるために戦っている。その二つは全く別物ではないのか?祖国にいた頃は、誰のあるいは何のために戦っているのか、そして敵が誰なのか、私は承知していた。
しかしここは故郷とは別だ。私は高潔ででありたい。だから人々を襲うのではなく、
守ることに努めているが、どうすればそのことに確信を持てるのだろうか?

深く考える余裕はない。祖国に戻るために、そして生きるために、ただ戦い続けなければならない。
ARK_メイ・インの記録#10

メイ・インの記録#11

座標 20.4:40.7
より大きな生物をテイムできるようになってきた。私が持つ騎兵隊のスピードは有用だが、
同時に不十分であることにも気付いた。素早い攻撃を100回繰り返しても、そこに力が伴わなければ
意味がない。ニューレギオンのような敵に打ち勝つためには、打撃力が必要なのだ。額に角が付いた巨大なユタラプトルのような奴らを目標にした。力とスピードのバランスが良く、
私の軍の核となり得る存在だ。十分な数を捕獲できたら、より巨大なのも加えていきたい。

そうすれば、ようやく家にたどり着くための力が得られるかもしれない。
ARK_メイ・インの記録#11

メイ・インの記録#12

座標 12.7:54.5
私がいる場所は島だ。しかも最悪なことにここは呪われている。背中に見事なとげを持ったトカゲと巨大なユタラプトルを1匹ずつ、何とかして手なずけた。
そしてどこに危険が潜んでいるか分からないこの地から去るために、ジャングルを抜け出した。
しかし気づけば元に戻っていた。堂々巡りをしているようだ。そして最近もっと悪い知らせがあった。
空と海には魔法の壁が存在しており、鳥も船もこの島の外に出ることができないらしい。
私がどれほど強くなろうとも、これは解消できる問題ではない。祖国に戻る道自体がないのだ!

ウーズイは私の不安な気持ちを感じ取っているようだ。ここのところ目が覚めると、彼は寄り添うように
私のすぐ側にいてくれる。私はこの島に閉じ込められたかもしれないが、少なくとも独りぼっちではない。
ARK_メイ・インの記録#12

メイ・インの記録#13

座標 21.3:40.9
今日は久しぶりに笑った。小さなトライブから来た漁師が私を雇おうとしたのだが、彼は私をこう呼んだ。
「ジャングルのビーストクイーン」と。思わず吹き出してしまった。言いたいことは分かる。遠征が失敗に終わって以来、長い間同じ土地で時を過ごしていて
地元の人々もここが私たちの狩猟地であることを知っている。それでもクイーンと呼ばれるには恐れ多い。
私の「城」はただの掘っ建て小屋だぞ! とは言え、傭兵扱いされるよりはマシだ。この名を受け入れることにしよう。
ARK_メイ・インの記録#13

メイ・インの記録#14

座標 15.3:53.1
父上は今の私をどう思うだろう。戦いに挑む姿を誇りに思うだろうか? 昔から息子を欲しがってた。
こっそり私を鍛えたのもそのせいだ。ビーストクイーンを受け入れてくれるだろうか?
母上は怒るだろう。ターバンとの戦いに参加した時は、村人たちも私の性別に構っている余裕などなかった。
そんな時でも母上は受け入れてくれなかった。彼女に今の私は見せられない。もう気にしても仕方がない。

二人は私の両親だが、かつての人生が実在したのかでさえ、今となっては疑わしい。
私は生まれながらにして「ビースト」だったのかもしれない。
ARK_メイ・インの記録#14

メイ・インの記録#15

座標 26.8:39.6
ついに飼いならすことができない獣と出会った。獣と呼ぶには余りにも恐ろしい。あれは悪魔だ。2頭の巨大なユタラプトルを追っているときだった。捕獲する機会を窺っていたところ、奴が木々の中から現れた。
ユタラプトルでさえ小さく見えるほどの大きさで、それと張り合える者は存在しないと思える恐ろしさだった。
ユタラプトルに噛まれたその悪魔は、怒りで目を輝かせ、凄まじい反撃を加えた。

これはどの恐怖は感じたことは未だにない、私でもこの化物を相手にしたくない。
私がビーストクイーンなら、奴はデーモンキングだ。
ARK_メイ・インの記録#15

メイ・インの記録#16

座標 34.3:29.3
昨日、ヘレナという女性が私のキャンプにやって来た。目的は私を雇うためではなく、
私の獣たちを観たいと言ってきた。彼女はこの島の生物を研究している学者らしいが、
最初は信頼できなかったので断っていた。だってそうだろ? こんな場所で学者に構っている余裕はない。
しかし、それでも引き下がらない彼女の熱意に結局は折れてしまった。正しい判断だったのかは分からない。ヘレナは常に変な質問をしてくる。
獣たちの排泄や交配について学んで何になる? 本当に変わった人だ。
ARK_メイ・インの記録#16

メイ。インの記録#17

座標 28.0:33.9
ヘレナが現れてから、私は彼女の視線を追ってばかりいた。彼女があの分厚い本に
何を書き留めていたのかを気にしていた。今は会話中を除いて、彼女を特に気にすることはない。
彼女からの質問は尽きないが、動物の糞について話してばかりもいられない。
普通の話をするときもある、例えば料理とか。2人とも上手とは言えないが、
力を合わせれば肉を単体で食べるよりはマシなものを何品か作れるようになった。しかし、やがて2人の間には再び沈黙が訪れるだろう。ヘレナは先に進むと言っているし、
南では戦争が活発化している。もうじき私も剣を握ることになるだろう。
ARK_メイ・インの記録#17

メイ・インの記録#18

座標 26.5:51.6
南方の戦争はただの戦争ではない。私を雇いに来たペイントシャークスのメンバーによると、
彼らはニーレギオンを相手にしているようだ。私は思わず固まってしまった。初めから脅威ではあったが、
最後に会ったときはさらに強力になっていた。しかし、それは相手だけじゃない。
私もシャークスも必死で生きてきた。奴らに背を向けるわけにはいかない。戦争の準備を進める間、数ヶ月前に見た夢が呼び起こされた。今も運命は信じないが、
私はこういう星のもとに生まれてきたのだろう。この島でなら、私も関羽のようになれる。
ARK_メイ・インの記録#18

メイ・インの記録#19

座標 38.9:44.0
私の獣たちこそシャークスに不足していたものだ。彼らの力は海でこそ発揮される。
陸上で戦うための攻撃力が足りない。それがなければ、レギオンの包囲攻撃に
ただ耐えることしかできない。私の獣たちがレギオンの後方から突撃したことによってその状況は打破された。レギオンが撤退をしている時の歓声が今も耳に残っている。胸の中で膨らんだ感情を感じることができる。
家に帰還できた時の感情はこれ近いのだろうか。忘れないようにしておこう。
ARK_メイ・インの記録#19

メイ・インの記録#20

座標 39.1:71.1
無意識のうちに自分の中の鬼が大きくなっていることが恐ろしくなるときがある。
私を見る他人の目が変わっていることが何よりの証拠だろう。戦いのとき、シャークスは
私を励ましてくれる。しかしその後はほとんど会話もない。私は別のキャンプで時を過ごし、
戦略を練る時にだけ招集される。それはなぜなのか。この島に信頼という言葉は存在しないに等しい。それは理解している。しかし、私は彼らのために血を流した。
彼らのために獣たちを失った。これはただ単に戦争の代償なのか?

今はレギオンの縄張りにいる。奴らに戦いを仕掛けるために。
この戦争に勝てば、シャークスは私を受け入れてくれるだろうか?
ARK_メイ・インの記録#20

メイ・インの記録#21

座標 32.3:73.3
怒りを感じたときは、それによって生じる結果を考えてみろ。頭では分かっていても、
湧き立つ激情を抑えるのは難しい。そうなるとウーズイでさえ私に近寄らない。昨晩、シャークスのメインキャンプから聞こえる雷鳴の音で目が覚めた。すぐに救援に向かったが、
夜の暗闇とパニックで、敵の襲撃を許してしまった。事態が落ち着いた頃には、大勢の仲間を失っていた。

これは明らかに敵の仕業だ、しかし、あの愚か者たちはこの混乱を私のせいにした。
私がキャンプに火をつけたとさえ言う者もいた。あれだけのことをしてきた私を疑うなんて。
臆病者め! お前たちに何かを言う権利はない!
ARK_メイ・インの記録#21

メイ・インの記録#22

座標 30.1:82.3
なぜ気づかなかったんだ。私は自身の矜持に飲み込まれることはないが、あの恐れ知らずの
シャークスたちにはそれは無理だった。奴らの命令に従い、私は今朝から帰還に向けて長い道のりを歩み始めた。奴らは私がいなくても戦争を終わらせられると言ったが、それは間違いだ。私たちなしでは、ニューレギオンに
粉砕されて終わりだ。だが私に何ができる? 私を必要としない者たちを守ることはできない。

その後、私はレギオンに追われるだろうか? 恐らくそうなった場合、援軍は訪れない。
自分の力以外に頼れるものはない。しかし、肝心のその力が今は不十分だ。

強くならねばならない。デーモンキングが必要だ。
ARK_メイ・インの記録#22

メイ・インの記録#23

座標 40.2:78.7
壮絶な戦いを経て、遂に私のものになった。デーモンキングを手に入れたのだ。その代償は計り知れない。私が使った最速の獣たちも、多くはやられてしまった。ウーズイがいなければ
私までやられていただだろう。彼は素早いだけでなく、狡猾でもある。保べき距離と
退くべき時を完全に理解している。彼に勝るものはない。

明日かデーモンキングを飼い慣らす必要がある。だが今夜ばかりはお祝いをしよう。
ARK_メイ・インの記録#23

メイ・インの記録#24

座標 50.4:23.2
飛行生物に乗って、空からデーモンキングの狩猟能力を見極めるという判断は正しかった。
彼が小さな岩につまづいた時、その眼には見覚えのある怒りが帯び始め、私の命令にも従わなくなった。
その後、落ち着きを取り戻し、命令にも従うようになったが、肝を冷やす出来事だった。他の獣たちとは引き離すべきだろう。彼らの安全のためでもあるが、一緒にいては気が休まらない。
彼が来てからは緊張が続いているが、彼らの責任ではない。デーモンキングが持つ力は偉大だが、
同時に私たちをも滅しかねない。扱いには細心の注意が必要だ。
ARK_メイ・インの記録#24

メイ・インの記録#25

座標 42.5:22.9
これは、失敗なのか? そうかもしれない。地平線に見える巨大な光の柱へ近づくにつれて、
不安がますます大きくなる。これは間違いなく賭けだ。あの光の柱がもう1つの柱と同じものかどうか、ヘレナは知らなかった。
だがもしそうだとしても… 別の次元に飛ばされて、謎の鍵を手に入れるために1匹の怪物と戦う羽目になっても、
これが家路への最初の一歩となる可能性はある。そしてこの推測が外れていたとしても、
少なくともこの島とニューレギオンから離れるための道程にはなってくれる。

厳密に言えば、私はヘレナに雇われている身だ。しかしその最初の一歩だけでも、
報酬としての価値はある。危険に値するのだ。

果たして私は立ち向かえるのだろうか?
ARK_メイ・インの記録#25

メイ・インの記録#26

座標 52.4:17.3
もし私が恐怖に負けてデーモンキングを犠牲にしていたら、ヘレナと共に今頃死んでいただろう。
だがあの巨大な猿に打ち勝てたのはキングのおかげだ。巨大猿討伐には相応の代償があったが、
それは勝利の代償というものだ。希望の代償だ。もらった鍵はヘレナが持っていたものと一致した。第3の柱が第3の鍵を導くということに違いない。
それを組み合わせると何が起きるのか? 不確かだが、それぞれの柱は私たちをどこかに導き、
その力で私たちはどこにでも行けるようになるのだろうか?

もしかしたら故郷に帰れるかもしれない。
ARK_メイ・インの記録#26

メイ・インの記録#27

座標 22.0:09.6
ニューレギオンめ! 何て卑怯な連中だ! こちらの戦力が整っていれば、あいつらを撃退するなど
訳もなかったのに… 光の柱に戻ってきた直後に、奴らは攻撃を仕掛けてきた。私はかけがえのない獣達を失った。
そして撤退を開始する前に、デーモンキングは怒りのあまり手がつけられなくなった。それは絶望を意味した。最後に覚えていることは、横腹に感じた鋭い痛みだ。目覚めると、そこには私とウーズイしかいなかった。
私達はどちらも血まみれだったが、ウーズイのほうが傷は深かった。そのような瀕死の状態で、
彼は私をどうやって安全なところまで運んでくれたのだろうか。

隠れる場所を探さなければならない。私の味方はウーズイだけだ。そして生き延びる希望はわずかしかない。
ARK_メイ・インの記録#27

メイ・インの記録#28

座標 23.4:37.7
親愛なる友を失った。最後まで彼は堂々としていた。敵の生物たちは大きく、彼が負傷していたこともあり、
彼よりも素早かった。しかし、ウーズイの魂に勝る獣などこの世にいない。彼が眠りについた地に彼を埋葬した。
最後の最後まで彼に救われてしまった。そのような立派な人間の友人として私は釣り合っていなかったが、敵は必ず討つ。相手は獣ではなく、
ニューレギオンだ。奴らの手によって友は死んだ。先祖の魂に誓って、リーダーを探し出し、
心臓を抉り出してやる! ウーズイの名の下に首をもらいに行くぞ!
ARK_メイ・インの記録#28

メイ・インの記録#29

座標 18.2:37.9
予想通り、ニューレギオンは最後の光の柱を狙っていた。彼らが出発するのを確認して以来、
ずっと後をつけている。直接対決するには、敵の数が多すぎる。
もし見つかれば命はない。しかし私は隠れ方を知っている。
奴らが飼っている獣達から、自分の匂いを消すこともできる。彼らのリーダーを特定するには、時間はかからなかった。あの誇らしげな歩き方と、
威厳あのある振る舞いを見れば明らかだ。あの男を矢で撃てば済む話かもしれないが、
死ぬ前にこちらの顔を見せたい。ビーストクイーンに倒されたことを知らしめたい。
ARK_メイ・インの記録#29

メイ・インの記録#30

座標 39.9:40.5
レギオンが開いたポータルに入る前に、ヘレナを檻から開放すべきではなかった。
彼女はこの世界の謎に関心がありすぎた。レギオンのほとんどの兵士が死んだことを知ると、
リーダーを殺そうとする私を止めてきた、ひとまず気絶してもらったが…
彼女に危害を加えるのは不本意だが、邪魔者は排除する。だが彼女からネルヴァという名前は得られた。この絶好の舞台で私が殺す男の名だ。
それにしてもなんと美しい場所だ、見事な星空も見える。これほど復讐に適した所はない。

さあ、天と地の境界で、この戦いに終止符を打とうではないか!
ARK_メイ・インの記録#30

メイ・インの記録#31

座標 13.3:73.8 TEK洞窟(ラストボス手前)
もしかしたらネルヴァは、自分が戦いでは死なないことを知っていたのでは無いだろうか。
彼は私に何度か切りつけられた後、暗闇の中に逃げ込んだ。
しかし、彼が深手を負っていることは間違いない。血は嘘をつかない。
この司令部は常識を遥かに逸脱した技術を用いて作られたようだ。遠くにはいくつか世界が見える、1つは間違いなく今まで私がいた場所だ。
世界がこれ以上にたくさん存在しているのは最早疑いようがない。
卑劣なネルヴァは死から逃げ切ることに成功したようだ。彼は知らないだろうが、
私は諦めが悪い。どこにいたとしても必ず見つけ出してみせる。

司令部の奥のほうにあるプラットフォームにターミナルがある。
どうやら、決められたコードを入力すれば、他の世界に移動することができるようだ。
だがやめておく。そんなことをすれば、ビーストクイーンの餌食になる敵が増えるだけだ。
ARK_メイ・インの記録#31

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